エミーと徒然

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その1

エミーが我が家にやって来たのは、平成5年7月のこと。
犬好きの友人に頼んで、散歩仲間から小型犬のミックスの誕生の情報を得て、飼い主にお願いした。

我が家は夫婦と子供3人、しかもいわゆるうさぎ小屋。狭い家では小型犬しか飼えないし、丈夫な子がいい。

薄茶の毛の先端が黒い円らな瞳のおとなしい子だった。その後夏に毛を短く刈ったら、毛先の黒い色はなくなってしまった。

初めは「ワン」とも鳴かず、この子は声が出ないのでは?と心配したもの。でも慣れてきたら、元気な声で吠える。来客の時、表の道を誰かが通り過ぎる時。集金の人が来た時など、帰るまで吠え続ける。良き番犬!

散歩に連れていくと、近所の人が「あら、可愛いわね〜」と声を掛けてくれる。でもエミーは人見知り?ちっとも愛想を振りまかず、「フン!」と言わんばかりに目も向けずさっさと歩きだしてしまう。

以後、誰も声を掛けてくれなくなった

家族にはいっぱい甘えてくるくせに、でもそんなエミーが私たちにはかえっていとおしい。

約束どおり、散歩は三人の子供達(幼稚園・年長、小学2年、4年)が担当。朝晩二回、頼りなげな三人の飼い主は、得意げに楽しく散歩していたのでした。

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